AMRITA

2019年8月28日2 分

続・ブリーチしないで暗めの透け感のあるアッシュ系の色味を出す方法

前回のブリーチしないで暗めの透け感のあるアッシュ系の色味を出す方法。
 

の続きを!!
 

トーンを明るくしてから暗めの色をのせるやり方を説明しましたが
 

今回は何色をのせるのかというお話し。
 

以前にKAMEがカラーについて少し説明がありましたが、
 

色を発色させるにはどうするか?
 

例えば、
 

白い紙に青の絵の具を塗ったらもちろん青くなりますよね?
 

では黒い紙の上に青の絵の具を塗ったら、、、青くはならないですよね。
 

いえ、
 

カラー剤というものは発色と脱色の両方を同時に行っているので
 
多少の色味は出るんです。
 

例えば7トーンのカラー剤を塗布した時、
 

7トーンまでの明るさに脱色しながら色味が入って行くようにできています。
 
(カラー剤によっては8~9トーンくらいまで脱色して色味で7トーンまで入れる様な構造の物もある)
 

ここで、
 
7トーンくらいのダークトーンのアッシュを綺麗に出そうとするとき
 

なるべく地毛の黒味をなくしてあげてからの方が綺麗に入ります。
 

ダブルカラーでブリーチしてからカラーしたほうが綺麗に色味が出るのはそのためです。
 

なので一度明るくする必要があります。
 

ただ、
 

カラー剤で限界まで明るくしてもにはならないですよね?
 
(ブリーチ一回でもオレンジっぽくなると思います)
 

ここで大事になるのが
 

色の配合です。
 

アッシュ感を出すために
 

色を混ぜる必要があるんですね~
 

小学生の頃なんかに絵の具で遊んだことがあるかと思いますが
 

色々な色をごちゃ混ぜにすると
 

汚いグレーみたいな色になってしまった経験ありませんか?
 

カラー剤も同じで
 

必要以上に色味を混ぜ過ぎると汚くなります。
 

なので僕の考えでは
 

ベースとなる色にもう一色くらい混ぜるくらいがベストかなと。
 

そのもう一色というのは
 

ブリーチしないで暗めの透け感のあるアッシュ系の色味を出す方法。
 

で軽く出てきた
 

赤みと黄色みを消してくれる色。
 

色の反対色というのですが
 

赤⇔緑
 

黄色⇔紫
 

といったように逆の色を入れてあげれば
 

髪質によって出やすい色味を打ち消してアッシュ感を出せる訳なんです。
 

ただただ単に混ぜれば良い訳ではなく
 

どれくらいに仕上げるためにどれくらいの分量を混ぜるか、
 

ここは美容師としての経験則や感覚が大事なんですね!!
 

なのでカウンセリングの時にしっかりやりたい色の要望やイメージを
 

共有すると良いかもですね!!
 

ツヤのある綺麗な色にしましょ~!!
 

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